ギンイチ復活 多摩川
先日、目撃だけで撮影できなかったギンイチモンジセセリの話題です。 mats
昨日の日曜日、その3日ほど前に裏の多摩川で2個体を見かけたギンイチモンジセセリが気になってしかたなかったので、朝早くから出かけました(と言っても、自宅から5分)。気温の上昇と共に飛び出したのは、ベニシジミ、ツバメシジミ、ルリシジミ、モンシロチョウ、モンキチョウ、キタキチョウ、ツマキチョウ、キタテハ、コミスジ、ルリタテハ、ヒメウラナミジャノメ、ナミアゲハ、そして、ついにお待ちかねのギンイシモンジセセリが飛んでいるのを見つけ、今回はとまってくれたのでゆっくり撮影もできました。2019年の台風19号によりこのあたりの本種の食草ススキ、ヨシがある河川敷、土手とも動植物は壊滅的打撃を受けたため絶滅も心配されましたがそれ以降、なんとか細々と命を繋ぎ、ようやくここにきてこの地区での復活を確実なものとしたような気がします。4・5枚目はギンイチとほぼ同時に現れたミヤマチャバネセセリ。6・7枚目はおなじみのベニシジミです。
⇒ 参考 蝶百科図鑑 ギンイチモンジセセリ
↑ トレードマークの「銀一文字」を見せて飛ぶ ↓ 表は地味な濃い褐色
↓ ミヤマチャバネセセリ、こんなに近くにいるとは最近まで知らなかったが「ミヤマ」(深山)とつくほど高山性ではない
↓ 同上。裏の斑紋に特徴(後翅裏側中央の大きい白い紋)あり
↓ 目の前でこんなに拡げられるとついついカメラを向けるベニシジミ ⇒ 参考 蝶百科図鑑 ベニシジミ
↓ 同上、こちらは新鮮さが際立つ個体