生田緑地のアサギマダラ
生田緑地ではこれまであまり見かけなかったのですが・・・ mats
おなじみのアサギマダラ、味気ない色調の路上を飛んでいることによりかえってステンドグラスのような翅が引き立っています。生田緑地では見かけた記憶がほとんどありませんが目の前にいきなり現れたので慌てて撮影、やぶれやシミのない綺麗な個体です。この季節に南を目指して飛びたって、時には2000キロにも及ぶ渡りをする(東京⇔台湾の台北が約2100キロ)ことで知られていますが、この個体もその準備期間なのでしょう。
⇒ 参考 蝶百科図鑑 アサギマダラ
↓ 入口の花壇でも見つけた
↓ 山で見ることが多いので園芸種の花(マリーゴールド)とのコラボは今一つピンとこない・・・
↓ 横にいたツマグロヒョウモン(オス)
生田緑地にいたんですね。気になって昨日の午前中、民家園の辺りを探してみましたがいませんでした。管理棟の職員に聞いてみたら、その方は今年は見ていないと話していました。民家園にフジバカマが植えてあるが、それを目当てに飛んで来ているわけではないだろうとのことでした。
多摩川の河川敷や生田緑地で目撃されたということは旅のルートに入っているということですかね。
その後、東高根自然公園にも行って同様の質問をすると、蝶に詳しい男性職員を紹介されました。意外なことにフジバカマが沢山ある湿地へ飛来の情報はなかったそうです。入り口付近のユリが生えている斜面の階段の下にアサギマダラが来ていて、カメラを持った人達が列を作っていたそうです。見に行くとアザミが生えていました。
アサギマダラの幼虫が確認された場所やミドリシジミなど他の蝶についても園内で観察できる場所を教えてくれました。
あさぎさん
こんにちは、生田緑地でアサギマダラを見たのは初めてでした。それまで時折東高根森林公園では、おっしゃるとおりでいかにもいそうなフジバカマのある湿性植物園のあたりではなくもっと入口に近いあたりで何度も見かけましたが、いずれにせよ個体数は少なく見つけて喜ぶといった感じです。
渡りのルート上で場所によってはおびただしい数のアサギマダラが集まるようですが、このあたりはちょっとはぐれた個体が時折姿を見せるということなのかも知れません。謎が多いのも魅力のひとつですね。
ビジターセンターの方と知り合いで、蝶の話をしたら管理棟の職員と話すといいと言われました。
蝶の担当らしき方にアサギマダラの目撃情報を伝えると少し驚いてました。