探蝶漫遊記 ⑰海の色とリュウキュウムラサキ (石垣島遠征)

冬枯れの期間が長くなりどうしても蝶の姿が見たくなったので2月10日から13日という日程で初めて石垣島に行ってきました。台北から約270キロという石垣島では「越冬」の必要がないため蝶たちは1年中、ある意味だらだらと世代交代を繰り返しています。それでも真冬・真夏の時期は余り活動しないため、いい時期に行ったわけではありませんが気温が上がるといろんな蝶が飛び出してくるのが確認できました。何回かに亘って旅日記風に紹介していきます。 mats

いかにも南方系の蝶らしいリュウキュウムラサキのオスが葉上でテリトリーを張っていた。昨年の台風19号の通過後、武蔵小杉の二ヶ領用水脇で撮影したリュウキュウムラサキの写真をハイムの方から見せていただいたが、神奈川県ではこの蝶はまさに迷蝶ということになる。ちょっと傷んではいるが紫の幻光には魅せられる。

来た道を戻ると、太陽のおかげで先ほど見た海と同じ海か?!と思うほど色が変わっていた。活動日程3日間の最終日の午後初めての青空と太陽。ラッキーと喜ぶべきでしょう。

帰りに寄った明石の展望台から望む石垣の海。晴れると海の色が様変わりする。ごめんなさい、宮古島の方が綺麗との前言取り消し。同等、引き分けです!

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