越冬は厳しい キベリタテハ
先に紹介した長野県でのクモマツマキチョウ探しの合間に見つけたタテハチョウです。 mats
薄日が差してきた長野県は立山黒部アルペンルートの拠点扇沢の登山道。森を抜けて少し広くなったところでキベリタテハが日光浴していました。昨年8月に入笠山で見て以来です。年に一度の発生時期は8月以降なのでこれは越冬した個体で、「黄縁(きべり)」の部分はかなり色あせてすり切れ、濃い茶のビロードのような地に印象的な黒帯+青の点列も若干くすみ気味、やはり高地での越冬が厳しいことがうかがわれます。8月にまた新鮮なキベリタテハを見たくなりました。
↓ なんとなくドテッとへたりこんで日光浴と岩盤浴を一緒にしているように見える
↓ 以前に八ヶ岳の山麓で撮影した新鮮なキベリタテハ(8月末)