羽化してしまった~! ツマグロヒョウモン
昨年12月下旬、多摩川に注ぐ用水路脇でみつけたツマグロヒョモンの終齢幼虫の話題です。 mats
年の瀬、12月21日に久地付近の二ヶ領用水に沿って歩いていると路傍のスミレの葉上で見つけたのはツマグロヒョウモンの終齢幼虫。この蝶は幼虫越冬とされているので放置した方がよくないか?と連れて帰るのを一瞬躊躇しましたが、結局連れて帰りとまっていたスミレを適量与えると予想通りすぐ蛹化しました。翌日は急に温度が下がり冷たい雨が降ったため幼虫を確保しておいてよかったとは思ったのですがそのままにしておくべきだったのかも知れません。室内で蛹を眺めている内に、忘れてしまい年が明けた1月5日、行灯部屋の書斎でオスのツマグロが羽化・・・今逃がしてもサドンデスだろうし、メスに出会えるわけでもないのでパンジーでも虫かごにいれて飼ってみようか?今更食草も花も関係ないからポカリで?などと思案中です。
(補足) その後、ティッシュにポカリを含ませ室内に置いた虫かごに入れましたが羽化から1ヶ月たった2月4日現在も時折チュウチュウしています。
↓ 迫力満点の終齢幼虫。ただ毒もなければトゲもこけおどしでフニャフニャで刺さりはしない
↓ 蛹化。突起が金に輝く不思議な蛹
↓ 突起のクローズアップ、近接で光が当たると色が変わる。薄膜の干渉?