探蝶漫遊記 ⑲びしょ濡れのツマムラとヤエカラ(石垣島遠征)
今回の短期間の撮影旅行も終盤というのにお天気は相変わらず冴えず小雨模様です。 mats
小雨の中を健気に飛んで黄色い菊(ウサギギク?)に飛来しているのはツマムラ(ツマムラサキマダラ)のメス。オスの表翅は怪しい紫に輝きますがメスは写真の通り控え目に一部だけがうっすらと紫です(2022年11月22日~25日)。
⇒ 動画 雨のツマムラサキマダラ
↓ ランタナに飛来するツマムラサキマダラのオス
↓ 雨は止まず撮影を諦めかけていると赤いサンダンカの花に飛来したのはヤエカラ(ヤエヤマカラスアゲハ)、こちらも小雨などいとわず栄養補給に余念がありません。カラスアゲハの亜種で生田緑地辺りのカラスアゲハが青っぽいのに対してヤエカラは緑が濃く美しさが際立ちます。
↓ 同、翅は水をはじくが濡れながら飛んでいる
↓ 天気が良ければヤエカラ本来の色はこんな感じ(2020年2月同じ場所で撮影。オス)
↓ 生田緑地の青っぽいカラスアゲハ(4月下旬。オス)
↓ 全日程を終えた夜は悪天候の割にそこそこは撮れたのでひとり慰労会。ルリウラナミシジミの飛翔も撮れたことだし・・・