カラスアゲハ 苦悶の蛹化
昨年育てたカラスアゲハ、前回は前蛹にまでなりましたが、続いて蛹化です。ここでも長い間の謎がひとつ解けました。 mats
長い間、不思議だったこと:終齢幼虫がそのまま固まったような前蛹は脱皮して蛹になります。脱皮はスッポリと文字通り脱ぐのですが尾端は新しい蛹を見てもしっかりと直接、枝や葉に固定されています?? 尾端はくっつけたまま脱ぐのかな??
蝶は図鑑をのぞいてみてください ⇒ カラスアゲハ 動画はこちら
随分縮めましたがそれでも8分超と長い動画なので主な過程を下記します(尚、動画の右下に出てくる❁マークをクリックすることにより倍速までスピ-ドを選んで上げることができます):
2:40~ 背中が割れ出す(割れるまでの苦悶の様子は必見)
4:30~ 抜け殻が下がり尾端部へと近づく
5:20~ 尾端をひょいと抜く
5:30~ 素早く尾端を固定しなおし脱皮完了 (謎が解けた! ただ、再びくっつくところは不思議)
5:40~ 縮んだ抜け殻を尾端部から振り落とそうと身をよじる。命綱の丈夫さは印象的
6:20~ 抜け殻がはずれ、ぼってりとして凸凹してはいるが蛹らしくなってきた
↓ 前蛹。脱皮して上の蛹になる。脱皮後、形はだんだんとすっきりしてくる。