名にし負う ヤマトシジミ

多摩川土手です。台風19号の猛威でキバナコスモスその他の花が咲き乱れるはずが草木は泥に汚れたままなぎ倒されている異様な風景が広がりあの威勢の良かったクズやアレチハナガサも見る影もありません。そんな中で新鮮なヤマトシジミのオスが吸蜜しながら日光浴していました。ヒッツキムシとも呼ばれるアメリカセンダングサの黄色い花にとまっていますが花は隠れて見えません。一番どこにでもいるシジミチョウですが、さすが「ヤマト」を冠するだけあって強く、しぶとく、そしてそのなんとも言えない上品な青の色調に今更ながらしばし見とれました。一方、メスはご覧の通り至って地味です。

mats 参考 蝶百科図鑑 ヤマトシジミ

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