秋の気配 ウラナミシジミ 信州遠征17 八ヶ岳山麓(最終回)

アイノミドリシジミの撮影も無事終了して信州をあとにします。JR小海線の駅で見つけたのは・・・ mats

予想外に長くなって一ヶ月余に亘りましたが信州遠征編は今回が最終です。

駅前の花壇、なんとウラナミシジミが飛んでいます。裏の多摩川でも8月に見られることはありますが、7月中(7月24日撮影)というのは早すぎる気がします。これからウラナミシジミはどんどん北上してゆくのですが、越冬できるのは暖地(九州~本州の南部沿岸)のみなので北上した先では冬が越せず力尽き、また翌年暖地から振出しに戻って別世代が同じ行動を繰り返すという奇妙な北上傾向があります。高原でもこんなに暑いのにもう秋の先駆けか・・とちぐはぐな季節感に浸りました。

ほかにはアカタテハがサクラソウで吸蜜、また、少し派手な色合いの蛾(おそらくホシベニシタヒトリ)も飛んでいましたが吸蜜しているわけではありません。

⇒ 参考 蝶百科図鑑  ウラナミシジミ  アカタテハ

↓ どこで発生してこんな高原にまで来ているのだろうか? そう言えば上高地の梓川沿いでカラスシジミの横にもいた!

↓ アカタテハ。裏の多摩川ではヒメアカタテハが多く本種を見ることは少ない

↓ 裏の模様はヒメアカタテハより濃い印象

↓ とまっていると目立たないが・・・

↓ 飛ぶといきなり目立つタイプの蛾。おそらく、ホシベニシタヒトリ

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