探蝶漫遊記 ⑲地球儀みたい イシガケチョウ (石垣島遠征2)

今年の2月に訪れた石垣島、余り蝶が活動しない時期であることに加えて天候も良くなかったため撮り残した蝶が少なからずありました。そこで思い立って10月中旬に再訪したので何回かに亘って紹介します。尚、前回の石垣島遠征記は3月2日~4月6日(20回)に投稿しています。 mats

バンナ公園。イシガケチョウがランタナで吸蜜している。暖地の蝶ではあるがどんどん北上して最近では兵庫県南部あたりでも見られるとのことで旧関西人としてはちょっと信じられない。その地に食草・植樹(イシガケチョウではビワ類)があって、自らの活動可能な範囲まで地域の気温が上昇すれば新天地を求めていろんな蝶が北上する。この蝶もそのうち生田緑地あたりで見られるようになるかも知れない。イシガケチョウあるいはイシガキチョウと呼ばれるが最近はイシガケチョウ(石崖蝶)という方が多い。石垣島とは関係なさそう。薄い翅の割には速く飛びオスは下の写真のようにテリトリー(縄張りの占有行為)も張る。

↓ 於茂登(おもと)林道の河原。ヤエヤマカラスアゲハやクロアゲハが吸水しているが手前に落ちている白い紙くずみたいなのは、同じく吸水中のイシガケチョウ。

↓ クローズアップしてみるとたしかに・・・

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