探蝶漫遊記 ⑫ベニトンボ+ハマキガ 番外 (石垣島遠征2)

今年の2月に訪れた石垣島、余り蝶が活動しない時期であることに加えて天候も良くなかったため撮り残した蝶が少なからずありました。そこで思い立って10月中旬に再訪したので何回かに亘って紹介します。尚、前回の石垣島遠征記は3月2日~4月6日(20回)に投稿しています。 mats

前回2月に訪れたときに比べると天気が良く、おかげで蝶の撮影に忙しく、その他昆虫・鳥と行った番外にほとんど時間がとれなかった。数少ない番外、見たことのないアカトンボで名前はベニトンボ。九州から四国(高知)まで生息する。いわゆる生田緑地や多摩川で見かけるアキアカネ、ショウジョウトンボといったアカトンボの赤よりかなり赤紫で羽の翅脈にまで赤が入っている。

下はホテル近くの観音崎灯台の足元で見つけたミドリオオハマキモドキ(体長は触角を除いて1cm程度の小さな蛾)。翅の緑と頭の小さな青の金属光沢が美しい。石垣島を含む八重山諸島から台湾にかけて分布が見られるとのこと。撮影個体は少しすれているが、検索してみると新鮮な個体では翅の先端半分は赤銅色の金属光沢でなんとも派手な蛾ではある。

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