頂上決戦 スミナガシ

「諦めない」というと美徳の一種、「諦めが悪い」というと・・・? mats

今年既に何度も挑戦している高尾山、どうしても撮り残しが気になってもう一度、昼から出かけました。ところが目的のモンキアゲハは高速で飛び廻るのみ、ミヤマカラスアゲハのメスに至っては姿すら見せません・・・ということで、半ばあきらめてぼんやりと周りの高木を見上げているとタテハチョウが2頭追いかけあっています。15mほど上の葉上にとまったので目一杯の望遠で撮ってみると予想通りスミナガシだとわかり、夏にテリトリーを張っているのを見たこともあったのでしばらく粘ることにしました。日が当たる空間の変化とともに30分ほどで下の方に降りてきてあい変わらず占有行動(自分の縄張りに侵入した他の蝶や、鳥ですら追尾して追い出すというオス独特の行動)を続け、飛び廻ってバトルを繰り返しては定位置の葉上に戻ってきてとまるので気楽に撮影を楽しむことができました。諦めが悪いのも時にはいいことがあります。

  参考 蝶百科図鑑 スミナガシ      ↓ 裏側は、より「墨流し」模様が鮮明。碧い眼と赤い口吻が印象的

  

 ↑ ミドリシジミ類のようなとまりかた  ↓ 昨夏、全日雨にたたられた信州遠征の帰りのバス停に突然現れ慰めてくれた 

 

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頂上決戦 スミナガシ” に対して2件のコメントがあります。

  1. モク より:

    お疲れさまでした。
    諦めないことですね。
    黒いけどきれいな蝶ですね。

  2. mats より:

    モクさん、お久しぶりです!

    スミナガシきれいですね、確かに黒っぽいのですが紺色とくすんだ緑にアクセントの白い帯と斑が大胆に散っていて、普通のデザイナーではなかなか思いつかないかも知れません。それに加えて、深く濃い緑の眼に赤い口吻とくるのですからなんとも魅力的。実はタテハチョウの中で私が一番好きなのがスミナガシなのです。

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