高尾山山頂 オオムラサキの縄張り
毎日雨で長く鬱陶しい今年の梅雨、そろそろ明けてほしいものですが先週と同じように久し振りに晴れた日曜、思いたって高尾山に行ったところ・・・ mats
山頂に着いたのは午後2時を回っていましたが、オオムラサキのオスがテリトリー(縄張り)を張っていました。先週の日曜も山梨で追いかけたオオムラサキですがこちらの山頂ではクヌギの大木の上の方の葉上にとまってよそ者が入ってこないように見張って(占有行動と呼ばれています)いました。数は多くはありませんがそれでも3頭いて時折クルクルともつれあって飛ぶ光景も見られました。縄張り意識は相当強く侵入した鳥ですら激しく追尾して追い出してしまいます。鳥の方も、いきなり後から追尾されただ驚いて逃げ出しているのだろうとは思いますがそれにしてもこの蝶の迫力にはただならぬものを感じます。ひとつ残念なことに、ちっとも下には降りてきてくれず、飛び回った後もいつも樹上の定位置にしかとまらないため角度の関係でなかなか紫の輝きがはっきりと見えませんでした。 参考 蝶百科図鑑 オオムラサキ