さすが国蝶 オオムラサキ
春から初夏にかけて、多摩川土手や生田緑地の蝶が一段落すると、次は甲府周辺に足をのばして国蝶オオムラサキを狙います。 mats
この時期天候が良くないので遠出の計画には頭を悩ませます。天気予報のサイトを見るしかないのですが余りにみんなバラバラなのはいただけません。ただ、この日は全サイト一致の晴れという7月初旬、相棒のHenk氏と甲府の先の韮崎に出かけました。タイミングとしてはピッタリで紫に輝くオス(メスに紫の輝きはありません)の新鮮な個体が飛び回り、クヌギ食堂にはカナブン、スズメバチといった他の常連に混じって何頭ものオオムラサキが集まってひたすら樹液を吸っていました。ただなかなか羽を開いてくれません・・・他の場所に(脚で)移動するとき、他の客(スズメバチが多い)を威嚇するときなどに一瞬パタパタっと開くのでそのタイミングを逃さないように撮るのですがこれがなかなかうまくいきません。国蝶に指定されるだけあって羽を開張したときの美しさには相変わらず息を呑みます。今回、メスはまだ出ていないようで見かけませんでしたが、オスより大型で飛んでいてもバサバサと音が聞こえるくらい迫力があります。