遅かりし! ミヤマカラスアゲハ 

蝶たちの発生が例年に比べ早い・・・という噂があちこちから聞こえます。なんとなくいやな予感がするなかで訪れた東京都の奥山では・・・

予感的中、レンゲツツジに飛来したミヤマカラスアゲハのこの惨状! ツツジは株によってはまだ殆ど蕾という状態なのに、このミヤマカラスは既にかなり傷んでいて恐らく1週間以上前に羽化していたのでしょう。今日は4月19日、蝶の発生と花の開花のタイミングがチグハグなのはお互い不都合なのでしょうが特に蝶に気の毒なような気がします。標高1000メートルにも満たない山とはいえこれほど早く蝶の季節が進行しているとは見通しが甘かった!

ツツジの前で3時間ほど待機しこの間、3頭が飛来・吸蜜したのですが翅が痛んでいないのは1頭だけでした。ただでさえ個体数が多くないのにツツジの前の空間にクマバチが一つホバリングしながらテリトリーを張っていて、他のハチや蝶などが「縄張」に入ると猛烈な勢いで追尾してこの空間から追い出すので、ツツジに飛来しかけて追い出されたいくつものミヤマカラス、なんとも腹立たしい・・・今日は、メスを見なかったのでリベンジするか思案中です。

⇒ 参考 蝶百科図鑑 ミヤマカラスアゲハ

↓ ホバリング中のクマバチ、こいつさえいなければもう少しは・・・

↓ 以下、唯一のそれほど傷んでいないオスの画像

↓ 目にしみる新緑のカエデ

↓ この季節の風物詩、登山道脇のシャガ

 

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