また出た! クマソ
オバケが出たわけではありません。クマソです。 mats
クマソ:クロマダラソテツシジミの略式名称です、舌を噛みそうなほど長いですからね・・・2週間ほど前にハイムの遊歩道で相棒共々初めて見つけて盛り上がっていましたが、しばらくなりを潜め3日前の相棒の記事で再登場しています。今回、私は好天の多摩川土手でみつけました。ただハイムからは少し距離のある(といっても6キロ弱です)久地付近の多摩川土手。サイクリングロード沿いのヒナギクが咲く斜面で広い面積ではありません。そこに葉上で開翅するクマソのメスをみつけました。付近では住宅街の道沿に置かれたプランターの花でも吸蜜している姿を見かけたのでここ周辺でも相当数発生しているようです。オスも少し傷んではいますがヒナギクで吸蜜していました。メスは見るからに新鮮で、遠くで羽化した個体がここまで飛んできたとは思えません。いったいどこから??? そしてこれからメスは産卵するはずですが、いったいどこで?? 付近で食樹のソテツは見たことがありませんがきっとどこかにあるのでしょう・・・最下段の2枚は紛らわしいウラナミシジミのメスまで出現し同じようにヒナギクで吸蜜していました。こちらも新鮮な個体です。それにしても中野島にいて、久地にもいるのだからきっと登戸あたりでもいそうな気がします。クマソの謎・・・
⇒ 参考 蝶百科図鑑 ウラナミシジミ
↓ メスの表。橙の斑以外はウラナミシジミのメスによく似ている(下の写真参照)
↓ クロマダラと呼ばれるゆえんの裏の模様
↓ オス。少々翅が傷んできている
↓ ウラナミシジミのメス 新鮮(翅の外側の縁毛がそろっている)な個体
↓ 同上の表