久々の新種 クロマダラソテツシジミ
当地では久々の新種です。 mats
Henk氏記事(一昨日)の続編です。台風明けの土曜日、用事が昼で終わりいつもの習慣で南武線側の遊歩道経由で家路をたどっていると・・・交番裏の小さな花壇にヤマトシジミとウラナミシジミが訪花しているように見えました。ところが・・・???よく見ると、なんとウラナミに見えたのは紛れもなく以前、石垣島で見たことのあるクロマダラソテツシジミ。ソテツが人気で首都圏にも植えられるようになって、どうみても美味そうではないあの硬そうな木を食樹とする(食すのは新芽ですが)かわり者が増えてきているということは話としては聞いていましたが実際に目の前のセンニチコウの白い花で吸蜜しているのを見るとある種のショックを受けます。早速撮影、随分長い間つきあってくれたので満足して帰宅して、相棒のHenk氏に電話して「クロマダラソテツが・・・」と伝えると、既に朝、同じところで見つけてもう記事を投稿したとのこと。流石に素速い!このあたりで見るのは初めてなので、近くのどこかに最近ソテツが植えられて、それに卵がついていたといったような経緯があるのでしょうが、私が撮ったのは相棒の写真のとは明らかに別個体(私のは尾状突起が欠けている)なので、付近ではかなりの個体数が発生していると思われます。
↓ ウラナミシジミによく似ている
↓ 表だけ見ているとウラナミシジミと見間違う
↓ 昨年10月に石垣島で撮影したクロマダラソテツシジミ。とまっているのは食樹のソテツ