ナヨクサフジに飛来するヒメウラナミジャノメ
多摩川の河川敷を紫色に染めているナヨクサフジに、ヒメウラナミジャノメが飛来しています。 mats
ハイムの裏の多摩川です。前回取り上げようとしてヒゲナガに注意を奪われてしまいましたが、今回こそヒメウラナミジャノメ。ギンイチモンジセセリが一昨年の台風の影響で苦しんでいるのに対し、こちらヒメウラナミジャノメは同じススキ類を食草としているにもかかわらず異常とも思える発生数です。一方、河川敷のあちこちがナヨクサフジの紫に染まってきており(写真下)、蝶にしてみれば眼下にごちそうが絨毯ごとく拡がっているようなものでうれしい悲鳴を上げていることでしょう。この蝶はさほど飛翔力がなく一定の方向性を持たずにフラフラよたりながらジグザグに飛ぶのに加えて、どのあたりにとまるのかも見当がつかず飛ぶ姿を捉えるには根気がいります。 参考 蝶百科図鑑 ヒメウラナミジャノメ
↓ どんどん紫の絨毯が拡がる多摩川(中野島付近)
↑ ↓ ナヨクサフジに飛来するヒメウラナミジャノメ