女神様に会いに ギフチョウ

本格的な春の活動は、なんと言ってもまず「春の女神」ギフチョウから。女神様に会うため相棒のHenk氏と年中行事のように3月下旬の晴れた日に相模湖周辺の山に向かいました。今年はハイムまわりの蝶たちも昨年に比べると早めに出現しているので胸が躍ります。 mats

登山口に着いたのは朝9時過ぎ、天気は良いものの肌寒く蝶の気配もないのでゆっくりと山頂を目指しました。ここのギフチョウは特に午前中は山頂に集まる傾向があるようで、中腹あたりからチラホラと飛ぶ姿を見かけるようになりました。ただ咲いていてもいいはずのミツバツツジはまだ蕾で、花といえば薄紫のタチツボスミレだけ、たとえとまってもゆっくりと吸蜜してくれずすぐ飛び去ります。そして頂上、予想通り何頭ものギフチョウが舞ったり、地面にべったりと羽を開いて張りついたりしている姿が見られました!スミレの訪花を狙うため花の前に座り込んでカメラを構えひたすら蝶の飛来を待つという気長な作戦で撮ったのが上の写真です。昼前までゆっくり過ごして下山し、今度は麓の桜の前でギフチョウ飛来を待ったのですが、木の廻りはバズーカ砲のようなカメラを構えた男女の愛蝶家たちがひしめいています。女神様は人気があるのです・・・

やっと桜に来た女神様。周辺ではこの木だけが満開でした。下の写真は吸蜜したあとヒバの葉にとまってくつろいでいるところ。  参考 蝶百科図鑑 ギフチョウ

 

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