冬だけ元気? 番外 フユシャクの羽化
1月下旬の東高根森林公園で桟道横の木の幹で羽化したばかりと思われるフユシャクがじっとして羽をのばしていました。フユシャクはシャクガの仲間で、真冬に出てきて「我が世の冬」を謳歌する変わり者であることを以前の記事で紹介しました。それにしても、比較的暖かい日とはいえ2~3日前には雪が降ったというのに羽化ですか・・・フユシャクのこんな光景を見るのは初めてのことです。しばらくして羽がだんだん伸びたのが下の写真です。ウーン、残念、この中途半端な表の羽と、裏の羽では種類が見分けられません。「蝶博士」などと呼ばれていながらお恥ずかしい、修行が足りません。
mats 番外編 参考記事 冬だけ元気? 番外 イチモジフユナミシャク
シモフリトゲエダシャクのオスです。フユがついていませんがフユシャクの仲間でメスには羽がありません。
みやこさん
ありがとうございます!
ずっと謎だったのがやっと氷解しました、お詳しいですね!
その後、こんな羽化して木を這い上がっているところには遭遇していませんが季節の風物詩でもあり公園を歩いていても気が抜けませんね。このところ蝶は諦め状態につき視線が木の上、藪の中といった鳥探し目線になって目前の木や、手摺りがおろそかになっていたことに気がつきました。今後ともよろしくお願い致します。