ブナとカエデの周辺 フジミドリシジミとミスジチョウ
年中行事のひとつ、八王子方面にフジミドリシジミとミスジチョウの観察に出かけました。 mats
年中行事とはいえ、運が良くないと見られない蝶たち。さいわいフジミドリシジミのメスは長い間カエデの葉上で狭い範囲でごそごそ動き回っていたのでゆっくりと撮影できました。新鮮な個体です。それに引き替え美しく青い金属光沢のオスは飛来し2~3秒とまってすぐ飛び立ってしまいました。オスは既に2週間近く前には出ていたらしくかなり傷んでいましたがまあ、見られただけでもよかった、よかった・・・フジミドリシジミがゴソゴソしているカエデはミスジチョウの食樹でミスジチョウも少ないながら周囲を飛び回っています。多摩川土手や生田緑地でよく見かけるコミスジに比べると大きく飛び方も精悍です(フジミドリシジミの食樹はオスがとまっているブナ)。
↓ フジミドリシジミ メス カエデの葉上でしきりに吸水(葉はカラカラに見えるが)を繰り返していた
↓ 突如飛来したフジミドリシジミのオス かなり傷んでいるが翅の表裏の撮影ができた
↓ ミスジチョウ 複眼が強烈な印象